土地の記録①初めて気に入った土地を不動産屋さんに問い合わせてみた。
2016年初夏、
なんの予備知識もなく、
土地を探したいがどうすればいいのか?
なにを基準にすればいいのか?
我が家の理想とする土地とはなにか、ワカラン??
????
結局何がしたいのか?
????
すべてが曖昧な状態ながらも、
良さげな土地をネットで発見。
(住みたい地域はあらかた決まっているので、探しやすいとは思います。)
整地されていてキレイな四角形!
そこそこの広さ40坪!
(当時はなにも考えていませんでしたが)
値段も相場を全く調べていないのになぜかイケる!と思い、
総合的な理想な土地が曖昧ながらも見つかりました。
さて、
どうすればいいのかな???
とりあえず、不動産屋さんに問い合わせてみました。
土地探しの中で浮上した、旦那が見つけた不動産屋さんへ即日連絡&アポをとって直行〜〜
初夏の暑さムンムンな時でした。
息子11ヶ月。
営業担当さんはこころよく話を聞いてくださりました。
そして後日、現地への案内をしていただき土地に関する軽い説明をしていただき、暑いからとファミレスで話をすることになりました。
まだこの時点で、土地を買うということがどういうことなのか、我が家はなにも理解しておりませんでした。
しかしやり手の営業マンに当たったのであろうと今なら思える、
こんな素人な私たちに、
とりあえず「土地の購入意志の書類にサインをして土地をおさえなければ他に取られてしまいますよーー!」と
アドバイスの嵐。ビュービューです。
こっちは子守りと暑さで喉が乾いてドリンクバーのおかわりの嵐です。ビュービューゴクゴク。
旦那もわけもわからずに可能な範囲で書類に記入。
後日連絡をして正式に申し込み、というところまで話はトントントンと進んでいました。(今思えばホントトントン拍子でした)
しかーーーし、我が家はなんのバックボーンもなく、頼るべく経済的な援助もなく、ノリで土地を買える余裕があるわけでもないのに、なぜか話が進んでいました。
今思えば不思議です。
だって何の信用もない、ローンすらなーんの手続きもしてないのに、
どこの馬の骨かわからないのに、
でもこれが不動産屋さんのやり方のひとつなんでしょうね。
結局、その強引さが旦那の心象をよくしなかったのか、その不動産屋さんにはお願いしないことになりました。
その気に入った土地は、のちのちずーっと目をつけておくことにはなりました。
やはり、初めてみつけた素敵な理想の土地だったので、そして長らくたまたま売れなかったので、旦那は何度も何度も見に行ったと言ってました。
しかし、ある日突然に知らされることになりました、目をつけていた
気にかけていた
かわいい我が土地が
売れてしまったことを。。。
この時点で他の不動産屋さんにこの土地の購入意志を伝えてはいたものの、
いかんせん、ズブの素人の我が家は、
土地の購入にあたり、ローンの審査が必要ということを知らなかったので、色々と奔走しておりました。
全てはアノ土地につながる!
あそこに住むためにかんばらねば!
努力はむくわれる!
そう信じて走っておりましたが、
、
、
、
あっけなく、幕はおろされました。
不動産屋さんから、
「アノ土地、契約決まったようです。」
チーン。
。
。
。
最初の挫折です。
え、こんなにあっけないものなの?
え、そっか、もう終わりなの???
そうです、土地探しの本質はここにありです。
あっけなく決まる。
見えないところで色々動いているんだ、とここで少し気づきました。
そう、私たちがイイなと思うところに他者もイイなを感じているんだってことを。
初心者の私たちは、しばらーく途方に暮れることになりました。
初めての気に入った土地が、
他人に持っていかれた。
ただただ、その事実がショックでした。
旦那はしばらくショックから立ち直れなかったようです、
気にかけていた、気に入っていた分ショックも大きかったのでしょうね。
はい、ここからはじまりです、我が家の土地探しストーリー。
土地って唯一無二なんですねって、ここからどんどん学んでいきました。
そして、旅をする感覚に似ているなと思いました。
次は何かな、
何が出てくるのかな、
どんなことが待ち受けているのかな、
そう、
そんなスリルも味わえるのが土地探しの醍醐味です。
次はふたつめに出会った素敵な土地について書きたいと思います。
はじめに. . . .
一言で、
「土地を探す」、
といっても想像していたものと実際に探してみるとだとまーーったく違う行為なのでした。
そこには見えないドラマや心理戦があり、
運や縁が絡みに絡みまくった、
いきあたりばったり的なRPGな要素もあり、
こんなにも一喜一憂、
心がズタボロに引き裂かれたり、
ホッとさせられたりするとは思わなかった。
一方的な片思いだったり、
一方的にフラレたりを味わうことになるとは思わなかった。
そんな、土地探しの記録をちょこちょこと書いて行こうと思う次第です。